四国アイランドリーグplusの2018年シーズンは、10月31日(水)に開催された四国アイランドリーグplusAWARD2018をもって幕を閉じました。
この後も、トライアウトや地域の皆様へのご挨拶回りなど、来シーズンに向けた活動は続きますし、各球団の地域イベントへの参加も続きますが、リーグ発足から14年目となる今シーズンを、無事、終えることができましたのも、ひとえに、スポンサー企業の皆様、自治体の皆様、何よりも、一人一人のファンの皆様によるご支援のおかげです。
心より感謝申し上げます。

1年を振り返りますと、今年も色々ありました。
まずは、選手の育成面で言えば、先日のNPBドラフト会議では育成指名1名という結果に終わりました。
リーグ創設から14年、途切れることなくNPBに選手を送り込むことができたという見方もできるとは思いますが、この結果に対して、私自身はもどかしさと悔しさでいっぱいです。
原因については、いくつか明確な点もあると考えています。
幸い、今シーズンは、こうした事態も想定し、早い段階からリーグの理事会、監督会議などで協議、検討を続けて参りました。来シーズンが始まるまでに、公式戦のスケジュール、練習試合を含めた試合の組み方、選手契約のあり方、フロントを含めた指導体制のあり方、野球の技術以外の人間教育を含め、育成の根本部分を見直し、改革を推し進めることをお約束させて頂きます。
最終的には、真の意味で、育成リーグと胸を張れるよう、アイランドリーグ固有の育成メソッドを確立したいと思います。

野球という競技面を離れた運営面でも、今年は運営基盤を抜本的に見直し、持続するだけではなく、次なるステージにステップアップするための施策を模索し、協議を重ねるとともに、新たな外部パートナーとの連携を探って参りました。
まだ外目にわかる形にはなっていませんが、この後、一つずつ、皆様に発表できる形になってくると思います。
この点におけるポイントとしては、リーグとして、単に野球をやる、というところから、より視野を広げ、地域社会の課題を解決する主体として機能する、というところまで発展させていきたい、というところです。

このように、育成面、運営面の双方で改革を加速させていくためには、これまでに培ってきた各球団の特色を尊重しつつ、文字通り、リーグ一丸となって課題に向き合っていかなければなりません。
その意味でも、4球団という少ないチーム数で、これまで数々の困難を乗り越えてきた我々には強みがあると考えています。
また、今シーズンから導入した一球情報のデータ入力・集積システムのさらなる活用など、時代の先を読み、様々な場面で最先端のテクノロジーを導入することで、これまで築き上げてきた無形の価値を形あるものに変えていく姿勢を見せていかなければならないと考えています。

来年、四国アイランドリーグplusは節目となる15年目のシーズンを迎えます。
チャンスは四国にある。
この言葉を現実のものとし、皆様とともに夢を見続け、ハッピーになれるよう、リーグ一同、全力を尽くして参ります。
野球というスポーツをフックとして、四国を”イノベーション・アイランド”、あるいは、”トレジャー・アイランド”と呼ばれるような、夢に溢れた地域にするためにも、皆様方におかれましては、引き続き、我々に力をお貸し頂き、叱咤激励して頂きますよう、心よりお願い申し上げます。

四国アイランドリーグplus
理事長 坂 口 裕 昭