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2016/06/24 リーグ

北米遠征Can-Amリーグ公式戦・第13戦 宗雪初ホームラン!通算成績6勝7敗

 カナダ現地時間6月23日(木)19時5分(日本時間6月24日(金)8時5分)より、四国アイランドリーグplus ALL STARS (IL選抜)のCan-Amリーグ公式戦・第13戦が、ケベック・キャピタルズと行われました。

 キャピタルズと1勝1敗で迎えた3試合目、先発した松本選手(高知)が、昨日2本ホームランを放ったSams選手に先制のホームランを浴び、苦しい立ち上がりとなりました。
 しかし先制された直後の2回表、キャプテンの宗雪選手(香川)に、初HRが飛び出し、同点とします。
 味方の援護をもらった松本選手ですが、2回裏に四球とツーベースで2塁3塁とすると、犠牲フライで勝ち越しを許し、3回裏にもソロホームランを打たれた後に四球で出したランナーをツーベースで返され、4-1と離されます。
 4回裏からは秋山投手(高知)が登板し、キャピタルズ打線を3回無失点で抑える活躍を見せました。
 7回表には小林選手(徳島)がセンターオーバーのツーベースで塁に出ると、続く宗雪選手のヒットで小林選手が生還し、4-2とします。
 ここで流れに乗りたい所でしたが、8回裏からマウンドに上がった嘉数選手(高知)が3ランを打たれ、反撃もここまでとなりました。
 通算成績は6勝7敗としています。

 試合結果は以下のとおりです。
【ケベック・キャピタルズ対四国アイランドリーグplus ALL STARS】

勝:Gelinas負:松本

<継投>
ILplus選抜
投:松本-秋山-嘉数-木下
捕:垂井

ケベック・キャピタルズ
投:Gelinas-Mills-McDonald
捕:Tissenbaum

本塁打:Sams(QC)、宗雪(IL)、Gracial(QC)、Tissenbaum(QC)
二塁打:Knecht(QC)、Calderon 2(QC)、小林(IL)、Sams(QC)

【中島輝士監督のコメント】
いいチームでした。強かった。やっぱり打つし、三十代のベテランが5人いるし、なかなか若い力では跳ね返すこともできないし、ホームランをきのうときょうで8本打たれたんだけど、そのうえに守備力も兼ねそろえている。なかなかミスしない。まとまったチームでした。ここを相手に1勝2敗という成績は納得できる。初めから負けには来てないんだけど、よくよく振り返ってみると、初戦の1勝を獲ったのが大きいんじゃないかと思います。

【松本選手のコメント】(先発し3回4失点)
自分的には結構、丁寧に突いて行ったと思ってるんですけど、そこをストライクに取ってくれない状況で。「打たせたほうがアウトに獲れるんじゃないかな」と思ったところを打たれてしまった。本当に申し訳ないです。甘く入れば一発がある。それが一番から九番までなので。伊藤コーチにも言われたんですけど、打者よりも審判との戦いのほうに頭が行ってしまって……。

【嘉数選手のコメント】(7回からリリーフして3失点)
ホームランはスライダーです。松本の言ってることも一理ありますね。すごく外角が狭くて、ツーベース打たれたあとにフォアボール出して。でも、そのあとのバッターを、うまく内角を見せたあとに変化球でフライに打ち取れていたので。ホームランを打たれたバッター(六番・Tissenbaum)にもどこかで内角への球を見せたかったんですけど、それを行く前にやられた。正直、悔いが残っているというか……。

【宗雪選手のコメント】(1本塁打、2打点)
負けは負けですよね。やっぱり力の差です。ここ2試合ヒットも出てないのに、3試合目も連続で監督や勝呂コーチに使ってもらって。あれだけ打率も悪いなか使ってもらったので(.125)なんとか結果を出したかった。本当に良かったです。やっぱり球が強いですよね。ちょっとつまっただけで手が痛い。正直、2打席目のセンターフライも日本やったら余裕で入ってるはずなんですけど。あしたはやっぱり1戦目の初回、一番・林が打ったら乗ってきますし、先制点を獲ったらピッチャーも乗って行けると思うので。特に1回表の攻撃を重視して、流れ良く行きたいですね。

なお、試合の状況は、随時、四国アイランドリーグplus公式Twitterで、動画、写真をまじえながら配信中。
https://twitter.com/Shikoku_IL_plus

詳しい試合レポートは下記をご覧ください。
北米遠征レポート:http://bb-nippon.com/ib/column/1558-2016report

試合終了数日後にはなりますが、ダイジェスト動画も配信しております。
https://www.youtube.com/channel/UCw5h_EQv-ubTxbsb3CDFnrA